今日は何の日? 記念日を掘り下げてみる。

単なる語呂合わせだったり、深~い意味があったり。掘り下げてみると面白い♪

5月28日 ― 国際アムネスティ記念日

 

国際アムネスティ記念日

 

1961年にロンドンで発足した世界最大の国際人権NGO。国境を超えた自発的な市民運動がたたえられ、1977年にノーベル平和賞を受賞している。

 

現在では世界約80か国に活動拠点を持ち、さまざまな人権問題に取り組んでいる巨大な団体だが、その歴史は、たった1人の市民の勇気ある行動から始まったという。その市民の名はピーター・ベネンソン。英国の弁護士であり、アムネスティ・インターナショナルの創設者である。

 

 

アムネスティ・インターナショナル誕生のきっかけ

 

彼はある新聞記事に目を奪われた。当時、軍事政権下にあったポルトガルのカフェで、ある2人の学生が「自由のために!」と乾杯したため逮捕され、7年の懲役刑に処された、という記事だった。

 

これを読んで強い衝撃を受けたベネンソンは、その翌日の1961年5月28日、オブザーバー紙(英国)とルモンド紙(フランス)に記事を投稿した。『忘れられた囚人たち(The Forgotten Prisoners)』と題されたこの記事は、当時、政府との意見の相違により囚われの身となっていた6人のことを取り上げていた。

 

一市民には到底 抗うことのできない国家権力。その力によって自由を奪われ、人知れず存在を消された人々がいる。そうした人々を忘れないために、世界中の人々が共に声を上げることができれば。ベネンソンは記事を通じて読者に呼び掛けたのだ。

 

 

アムネスティ・インターナショナルの誕生


この呼び掛けに、人々は応えた。ベネンソンの投稿したこの記事は翻訳され、欧米各国の紙面で取り上げられた。そして、わずか1か月の間に1,000通を超える反響が寄せられたのだ。

 

暴力を用いず、自らの信念や人種・宗教、また肌の色などを理由に囚われの身となった人々を、ベネンソンは『良心の囚人』と呼び、彼らの釈放を求めた。そして、世界各地の市民の手で各国の政府に手紙を書こう、と呼び掛けた。

 

その年の終わり、ベネンソンが始めたこの運動には、『アムネスティ・インターナショナル』という名がつけられた。英語で『恩赦』を意味する言葉『アムネスティ』。

 

遠い異国で自由を奪われ苦しむ人々を想い、市民自らの手で釈放を求めよう!

国境を越えた人権運動の誕生だった。

          

 

多くの著名人が活動に賛助

  

アムネスティの支援者には、芸術家、作家、学者、俳優、ミュージシャンなど、多くの著名人がいる。その理念に賛同した多くの著名人が、さまざまな形で活動に携わっている。

 

誰でも1度は名前を聞いたことがある、B・スプリングスティーン、ジェニファー・ロペス、スティング、ミック・ジャガー等も活動に賛助している。日本では竹下景子さん、加藤登紀子さん等。

 

 国際人権NGO アムネスティ日本 AMNESTY

 

 

  

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